学年ビリになる!とうなされていた娘が、初めての中間テストで93位/257人に。

現在、中1の長女みかんは、人生初の中間テストを終えました。

親から見ても「すごい、燃えてる!!」という頑張りで、コツコツ継続が苦手な私は尊敬の念すら感じました。

そんなみかんですが、小学6年生の11月頃には勉強ができないことで、小学校も進学する中学校(共に公立)も怖くて仕方なく、「不安だ、怖い、中学に行けない、不登校だ〜」と車中で2時間以上延々と、ぐちぐち話すぐらいに、いつも不安に駆られていました。

確かに、算数は小4の算数ぐらいから理解できていないようで、知識はぐらぐらで、ガラガラ音を立ててジェンガの積み木が落ちてくる状態でした。(塾の模試では偏差値41でした。)

小学3年生の時の通信教育が、子どもの学力に合っていなかった

中1の長女みかんは小学3年生の頃から、家庭学習の仕方がわからなくなりました。

理由は、幼稚園から続けていたZ会の通信教育で3年生からコース選択制になり、私が欲張って難解な中学受験コースを選んでしまったからです。

中学は公立へと考えていた私たちですが、子どもには、もしもの時の選択肢を用意してあげたい、という思いがありました。

中学受験の勉強は特殊なので、少しでも可能性があるならば、中学受験コースを!というメッセージもあり、そのコースを選びました。

でも今から振り返ると、難関校を目指す場合のコースであって、無理のない範囲で、子どもが成長できる、個性が合っている学校を目指している長女には合っていないコースだったのです。難関校向けですから、教材も難しすぎて5月から通信教育の積読が始まってしまいました。

私も声かけだけで、Z会の通信教育をやっているから、という根拠のない安心感を感じていたように思います。

勉強の仕方がわからない

家庭で学習していても、宿題を終えると、ふら〜っとどこかに行ってしまうのです。

「Z会は?」と聞いても、「後で〜」で終わり。

私は基本的に、勉強は言われてやるものではなくて、自分からやろうと思ってやるもの、と考えているので、「勉強をしなさい!」と強制することにも抵抗がありました。

でもたまに勉強をしながら、「勉強の仕方がわからないよ。分からないからもういいや」と勉強を終えてしまうことがありました。

私も教えることができないので、塾に行った方がいいのだろうな、と思っていましたが、本人から「行きたい!」と言う時を待っていました。

そして、とうとう6年生になり、クラスメイトの学力と自分を比較するようになり、危機感を感じ始めました。引っ込み思案のみかんには、個別指導でできないところから遡って指導してもらえるところが良いのでは、と思い、塾を探しました。

「ビリギャル」のような塾に出会う

その子の良いところを認めてくれて、自分のペースで勉強を進めていくことができる映画「ビリギャル」に出てくるような塾に通えたらいいのにな、と思っていました。

偶然にも「ビリギャル」のモデルの塾は、私たちの住んでいる名古屋にありましたが、自宅から遠いため諦めました。

『ビリギャル』の感想⇩

 

 

そして近所に似たような価値観で指導してくれている塾を見つけました!

早速、通ってみました。

自習スタイルの塾で、平日は毎日通い、勉強は宿題含めて塾でやる方針です。

でも先生1人に対して、多い時は生徒が20名以上。

引っ込み事案のみかんは、気軽に何度も質問に行けないようです。

分からない問題だらけのなか、質問に行き、ヒントをもらって同じ問題をもう一度考える。

でも分からないから、また同じ問題の質問に行って、ヒントをもらって考える。

でも、分からない。

みかんは

「3回目は聞きに行けないよ。だって勉強ができない子って思われるじゃん。だからその後は、帰宅時間まで席に座って考えているふりをしているんだよ。」と話してくれました。

「これはみかんが自信をつけられるようになる学習状況ではない!もう6年生の11月だけれどどうしよう・・・」と悩みました。

(今でもそこの塾の方針は、とても魅力的に感じています。ただ、自信を完全に失っていて恐怖心すら抱いている状況のみかんには合っていませんでした。)

もう時間がない!!

小学校生活も残り5ヶ月。

全く進展のない状況で貴重な半年が経過してしまい、私も焦りを感じていました。

自信をつけて中学に進学する

というゴールを達成するために、最後の手段、短期集中で家庭教師をお願いすることにしました。

最初の家庭教師の会社ではトラブルもありますます時間が失われていき、家庭教師でも無理なのか、と失望しましたが、その次に出会った会社でとても素晴らしい先生を紹介していただき、みかんの勉強に取り組む姿勢がガラリと変わりました。

4ヶ月の「がんばり」が結果にあらわれた中間テスト

本人にやる気があれば、残り4ヶ月でも間に合います!!と言っていただき、その言葉を信じて小学校時代の残り4ヶ月間を走り抜きました。

家庭教師の先生に励ましていただきながら、同じ問題集を何度も何度も解き、解けない問題がなくなるまで繰り返しました

それでも、みかんにはできるようになった実感はなかったようです。

少しずつ恐怖心は和らいでいきましたが、自信は持てませんでした。

そんな状況の中、中学に入学して変わったのが、

授業で手を挙げられるようになったことです!

「授業がわかる!手を何度も挙げられるようになった!」

「小テストが満点だったよ!」

小さな成功体験を毎日、積み重ねていくことで、自信がついてきたのです。

他の教科でも積極的に手を挙げられるようになりました。

そうして迎えた初めての中間テスト。

ケアレスミスなどの後悔もあるようですが、数学で小学校の復習の問題は全問正解できました。

それが、何よりも、この4ヶ月頑張り続けた成果だね!

と長女のがんばりが実を結んでくれて、みかんが自信をつけていく姿を見て、とても嬉しく思いました。

今回、みかんの励みになったのが、スタディプラスというアプリです。(とってもおすすめ!!

夫、私、みかんの身内でフォローし合いながら(笑)学びに励んでいます。

2件のコメント

”継続”、”良い習慣”がとても大切ですね。今は期末に向けてカウントダウンしています。楽しみながらコツコツ勉強ができたらいいなと思っています。

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